Day4 2018年6月のひふみアカデミーが面白かったのでシェア
2018年6月 ひふみアカデミーが面白かったのでシェアします。
説明会に行かれなかった方もYoutubeより無料で見ることができます。
私自身投資初心者でいろいろと勉強になることが多かったので要点をまとめます。
1,ひふみ投信のパフォーマンスについて
5月はTOPIX(-1.6%)に対してひふみ投信(+1.0%)が勝った
4月は負けていた。なぜ負けていたかわからん
5月勝った理由は5月は決算が出た会社が多いため。ファンダメンタルにそった株価形成がされると思われる。
・5月の業種別騰落率→サービス業がトップ、鉱業がworst
上位10銘柄は多少変わっているが、20銘柄でみるとほとんど変わらない。
1銘柄でも構成比率は2%超えていない
ちなみに騰落率(とうらくりつ)とは
騰落率とは、ある期間の始めと終わりとで価格がどれだけ変化したかを表すものです。例えば、価格が100円の運用商品が105円になれば5%の上昇、90円になれば10%の下落となります。
株式や債券の場合は、1日の騰落率を評価するのが一般的ですが、投資信託では、1カ月、3カ月、6カ月、1年、3年、5年と中長期の騰落率も評価します。
2,セクター毎で投資することの重要性
個人的に一番響いた部分がこれです。個別の銘柄でみるよりセクター毎でみて市場全体をみるべきだよねということです。
本説明では、銘柄を外需、内需,、成長株、割安株の4つに分けて説明がされていました。
例えば、世界の景気がよかったら外需の株買う
日本の景気は世界の景気に左右されやすいため
外需好調→日本の景気もいい
外需不調のときは、日本の景気も悪いが、株式投資の観点では内需グロース株にはったほうがいい(理由はわからん。誰か教えて〜)
というトレンドがあり、景気にそって外需銘柄に投資するか内需株かというのがかわってくるということですね。
こちらが現在のひふみ投信の構成銘柄です。
内需グロースが少しずつ割合として増えてきて、外需が減っていることがわかります。
つまり、ひふみは少しずつ世界の景気のスピードが鈍化しているとみている
ということがわかります。
まだ外需は29%あるので悪化とまでは言えない
こちらは寄与度(ファクターリターン、どんな銘柄から利益が持たされているか)を表した図です。
ひふみ投信のパフォーマンスを見ると大きなリターンには内需グロースが貢献し、下向きのときは内需バリューが守ってくれている
ということがわかります。
個人的にはこちらの表が非常に興味深かったのですが、
リターンにおいてバリエーションかグロース、サイズなどどのような要素が貢献したのかがわかります。
特に、2018年1月2月相場が荒れていたとき、バリューではなくグロース株がよく買われていたことがわかります。(グロースの指標がプラスになっており、バリューは軒並みマイナスになっています)
例えばこれを先程の図と比べてみますと面白いことがわかります。
表をみると、2018年1月はグロースのリターンがプラスになっており、バリューのリターンがマイナスになっています。
一方2018年4月は逆にバリューのリターンがプラスになり、グロースのリターンが増えています。
ここで保有銘柄の比率推移を見ていると1月ごろはグロース銘柄の構成比が増えて、4月になるとバリューの銘柄の比率が増えています。(ちょっと図が小さく見にくいですが)
そのため、ひふみ投信はある程度上記の表の数値に基づきどのセクターに投資すべきかきめて、(内需かグロースかなど)運用をしていることがわかります。
まとめますと、
個別の銘柄よりファクター、セクターでなにがきいているかをみるのが大事
時価総額の規模やとかグロース、内需とかのセクターが全体としてどう動いているかを見よう!
3,長期的トレンドに沿った投資をすべき
5G(まだ投資初期で業績が出ていないので比較的割安)人手不足とか高齢化とか車の電子化は必ずある長期的トレンドがあります。
景気が良くても悪くても若者不足という問題は日本には今後つきまといますので、そういう問題を解決するサービスは絶対伸びるわけですね。
このような長期的なトレンドにあたった銘柄への投資をすることが長期投資では不可欠ですね。